おはりんはおじちゃんねる(旧 おはるの遊戯王開封ブログ

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ここがむずいよ遊戯王

先日友人とマスターデュエルで対戦中起こったやりとり。

事例1

私:X召喚!

友:召喚成功時になんかの通常罠で破壊!(なんだったか覚えてない)

私:さらにチェーンして手札のフルルドリスの効果発動!

友:チェーンして奈落の落とし穴!

効果解決!

残ったのはフルルドリス

私と友「・・・なんで?」

どうやら普段は適当なルールでやってたのが浮き彫りになってしまいこのシステムによる正しい処理に私たちおっさんは理解が追い付かなかった、ということがありました。

この事例についてようやく納得のいく見解がでたのでメモがてらに記事にしようと思います。

今回は遊戯王わかる人向けの記事になります、ご了承ください。

 

ではまず「奈落の落とし穴」について触れていきます。

(1):相手が攻撃力1500以上のモンスターを
召喚・反転召喚・特殊召喚した時に発動できる。
その攻撃力1500以上のモンスターを破壊し除外する。

このカードはチェーン2以降で特殊召喚(以下SS)されたモンスターに対しては発動できないという条件があります。

上記の事例の少し後に起こった事例2で

友:Lモンスターの効果発動!C1

私:チェーンして幽鬼うさぎ発動!C2

私:何もないようなのでさらに手札のフルルドリスの効果発動!C3

効果解決!フルルドリスSS!Lモンスター破壊!

ということがあり、ここで友は召喚成功時に発動できるはずの罠が発動できませんでした。

事例2から解説していくと、これは効果解決時に遊戯王の逆順処理としてC3→C2→C1という順に解決される為、奈落の落とし穴等、召喚、特殊召喚などの召喚成功時に発動できるカードはタイミングを逃した為です。まず、ドリスがSSされて、次に幽鬼うさぎの効果で破壊され、最後にLモンスターの効果が解決されます。

この最後の効果が解決された時にはすでにドリスがSSされて時間が経過してる(という言い方もなんか変だが)ので奈落の落とし穴等の罠は発動できないということになります。

ではなぜ事例1では奈落の落とし穴が発動できたのか?そして発動されたのにも関わらずフルルドリスは生き残ったのか?

これはその時考えた答えでだいたい合っていました。

まず逆順処理として奈落の落とし穴の効果解決から始まります。

しかしこの奈落の落とし穴が発動できた(トリガーになった)のは私がX召喚したモンスターであってフルルドリスではなかったということになります。

遊戯王はいくつもの効果を同時に処理はできないというルールがあるため、チェーンによって発動した効果を逆順に処理していくシステムがあります。

ルルドリスの効果発動の後に奈落を発動したのになぜ?となるかもしれませんがここが難しいところかなと思います。

まず、私が召喚したXモンスターに友が発動した通常罠がC1

次にその罠の発動に対して手札のドリスの効果を発動したのがC2

そして最後に奈落がC3となりますが、これらの発動タイミングは内部的、あるいは時間的にすべて私がX召喚でXモンスターを出した時になります。

順番にカードをお互いに使用していったわけですがすべて同じ時間、タイミングでの発動になり、事例2では発動できなかった奈落の落とし穴が発動できた、ということになります。

ゆえに効果解決した場合は

奈落の落とし穴によって私のXモンスターが破壊、除外され、次にドリスがSSされて、最後に友の使った覚えてない通常破壊罠が空振りして効果解決ということになり、ドリスが場に残ったということになります。

これらのことから奈落の落とし穴つえーって思っていた私がなんでみんな入れないんだろうか?の答えを導きだすことができた気がしました。

チェーン2以降に特殊召喚する効果を発動することによっていくらでもすり抜けることができるから。

長くなりましたが今回はこの辺で終わりたいと思います。

召喚成功時の罠にお困りの方はチェーン2以降で特殊召喚する効果を使うと効果的です。